3.3度目の白内障手術

一週間後、視力検査では
前回よりだいぶ数値が違いました。

0.7→0.5

医師からは、傷の経過も問題なく痛みも引いて

「経過良好ですね」

と、言われたので

「ちょっと待ってください」

と、物が二重に見えている現状について相談しました。

その後、眼底検査を行い
レンズの状態を詳しくみることになりました。

瞳孔がひらいたところで診察室に呼ばれ
さっきと違うC医師にみてもらうことに。

(このB病院はいつも同じ医師が担当するわけではない。

そこがこの病院のデメリット・・)

するとレンズが30°傾いておさまっていることが判明。

この時対応してきれたC医師は、
「ちょうど午前中の白内障オペが終わったところなので
よければこれからレンズの再調整手術をします」


そのまま先週と同じく手術室に案内され
手術しました。

また大きな眼帯と、一週間の洗髪洗顔禁止令がでました。
(やっと解禁になったところだったのに)

たまにこういうことがあるそうです。。

詳しい説明は受けましたが
専門的な単語とかぬけてしまったので
ここでは省略します。
とにかくたまにあるらしいです。

手術代は約2万ほどでした。

そして翌日、眼帯をとって再検査

今度ははっきり細かいところまで見えます。

しかし、焦点は狙いの45cmより近距離の30センチにおさまりました

25~35センチがくっきり見えます。

 

45cm希望と何度も確認していたのに

これが手術自体は成功ですが、

30センチになったことで

自分としてはなんともふに落ちませんでした。

 

2.失敗した手術

そして覚悟を決めて単焦点レンズの手術の日がやってきました。

手術は一番ベテランのB先生にお願いました。

それにしてもなんでか、どうしても覚悟が決まらないままの手術でした。

なにかこういつまでも不安が残るというか。
でも手術代の上に乗ったら俎板の鯉です。

さて、手術も佳境に差し掛かったときに
医師の声が聞こえてきました。

「これ以上回らないからこれで終わりにしよう」

私(え?なに?どういうこと?)
非常に不安になり、術後、医師に問合せました。

どうやらレンズがほんの数度傾いた状態だという。
無理に回そうとすると脳に悪い衝撃が当たる可能性があるので止めたそうです。

なので乱視が少し残ります

と言われました。

もう、その日は不安で仕方ありませんでした。

B医師を指名したことを後悔したことは言うまでもありませんが

帰ってから涙がでて、お金をけちって単焦点にしたことを悔やみました。


翌日:

眼帯をはずすと、無事明るい世界が見えました。

両目できれいに見えてます。

しかし2年前にレンティスをいれて
はっきりみえたような感動はありませんでした。

視力は、単焦点を近距離に合わせたのですが
0.7まで見えました。


医師には、0.3が平均値と聞いていたので
大成功です。(と思ってた)

家に帰って早速見え方をいろいろ確認しました。

すると、すべてのものが2重にみえます。
遠くも近くも、どの焦点も2重にみえます。

恐れていた乱視が残ったのか
それにしてもいろんなものがすべてぶれてみえます

医師からは、まだ安定していないので
これからまた変わりますよ、と言われました。

また、遠近両用レンズより単焦点の方が
はるかに明るく見えるとよく言われますが
まったくなにも変わりません。

レンティスは単焦点と変わらない明るさがあるのかと思いました。
(もちろん感じ方は個人差があります。後の記事で詳しく書きます))


そしてなにも変わらないまま一週間後の検診がきました。

1.単焦点レンズにするか多焦点レンズにするか

 

今年、2度目の白内障の手術を受けました。

2年前に片方の白内障手術を終え、その時にもう片眼も白内障が始まってる
ことを知りました。

手術した方の眼はレンティスという遠近両用タイプの新しいレンズを入れま
した。

しかし、このレンズは遠くはよく見えるのですが、手元40センチはコントラ
ストが甘く、本を読んでいると、時々見えづらくなります。

そこで、もう片眼は通常の単焦点レンズを入れようかと思っていました。

受けたA眼科の医師には
「片目だけだとどうしても見え方の質は劣るので、両方(レンティスを)入
れたらもっとよく見えるようになるよ」
と言われました。

まあその時になったら考えようと思ってたら、2年も待たずしてあっという
間にもう片眼の白内障が進み、手術をすることになりました。

A眼科へ行くと、レンティスの取り扱いがなくなってました。
代わりに最新のファインビジョンが扱われていて、これを勧められました。

調べるとレンティスは屈折型レンズ、ファインビジョンは回折型レンズ
異なるレンズを入れることに多少の不安がありましたが、特に問題ないと言
われました。

しかし為替の影響からか、ファインビジョンは、レンティスに比べて1.3倍の金額でした。2年前の自分だったらそれでも決めてましたが、今の自分には高額です。

ここのところ、仕事が前ほど順調ではないので悩みました。

そして念のためもうひとつのB眼科にも診てもらいました。

すると
「異なる遠近両用を入れるのはお勧めしません。同じレンズか単焦点がいい
ですよ」
と、なんとも異なる回答。

しかしB眼科でのレンティスの価格は、A眼科のファインビジョンとほぼ同
額で高い。

レンティスを入れるならA眼科に限る。(でも取り扱いがもうない)

 しかもB眼科ではファインビジョンキャンペーンをやってきて、A眼科よりだいぶ安かった。 

しかし、B眼科は最新鋭の技術を取り入れている割には保守的で、私にはファインビジョンをお勧めしてくれなかった。

もし遠近レンズ入れるなら、どうせなら新しいファインビジョンがいい

A眼科ではファインビジョン一押し、B眼科ではレンティスか単焦点のどっちか

本当ならあともう1年待って、さらに新しいレンズを待ちたい。しかし白内障が進行している目はコンタクトを入れても視力が出なくなってるのと、やはり片目だけコンタクトレンズ生活というのも不便がある。この生活をあと1年ガマンする気持ちには到底なれなかったです。

そうしてどっちのレンズにしようか

吐くほど悩みに悩んだ末、単焦点に決めました。

 

もし満足いかなったとしても出したおぜぜが少ない方が、ダメージが低いかなって思ったからです。

白内障手術後の記録

白内障の手術をしました。

手術のあとに感じたことなどを

まとめて記録して残していこうと思います

 

巷ではスマホやPCなど生活を取り巻く環境が変わり
70代~80代以上が主だった白内障
近年どんどん若年世代でもかかる病として
定着しつつあります。

 

そうはいっても30代40代で
白内障の手術を行ったという方に
出会う確率はほぼ0に等しいです。

 

そのため白内障の手術に踏み切る勇気は
相当なものでした。

 

結論から言うと

私の目には今、多焦点と単焦点レンズが入ってます。

 

この記事が誰かの役に立つ情報になれば良いと考えています。